ハマナカ「フラックスK」の代用糸を紹介！肌触り抜群のサマーヤーン

michiyoさんの「色も丈も選んで楽しいニットの普段着」から編んだ”一度も糸を切らないプルオーバー”が、暖かくなるとともに活躍してきました。

冬糸でも同じプルオーバーを編んでいるのですが、糸の質感的にサマーヤーンのほうがきれいなシルエットで着れます。

本当は指定糸のハマナカ「フラックスK」で編みたいところですが…

予算的に「もう少し安くできないかな～」と思って代用糸を探してみたので、情報を共有していきます！

指定糸のハマナカ「フラックスK」って？

ハンドメイド資材の製造・販売メーカー大手のハマナカさんから発売されているサマーヤーンの一つが「フラックスK」です。

サラサラ・テロンの質感に欠かせないリネン（亜麻）、ウエアに必要なやさしい風合いを出してくれる綿（コットン）が絶妙な比率で構成されているのが特徴。

上品な肌触りが人気のポイントとなっています。

糸の名前になっている「フラックス」はリネンの原材料である植物の名前です。

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フラックスKは質も発色も文句なしの逸品ではあるのですが、標準は1玉25gという、毛糸玉の中でも小ぶりな部類のボリューム感がネック。

なので、私の編んだゆったりシルエットの「一度も糸を切らないプルオーバー」を仕上げるには、10玉以上が必要になってしまいます。

なるべく糸処理の回数は減らしたいよね…10回以上は結構大変かも。

そこでオススメなのが、通常版の4倍量で販売されている「フラックスK 100」です。

1玉で100gのボリューム、糸の長さは約248mもあるので、こちらなら3,4玉でウエア1着が編めちゃいます♪

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過去には、通常サイズ13玉分になる”330g・糸長818m”のコーン巻きバージョンが販売されたことがあります。

色のバリエーションはかなり限定されていましたが、糸処理の手間をかなり減らせるのでなかなかの人気でした。

ただし、販売は不定期なので、いつでも購入できるわけではないのが、残念な点です…。

フラックスKの情報をおさらいしたところで、次はいよいよ代用糸を紹介していきます。

あくまでも私が見つけた”良さそう”な糸なので、正確なゲージや質感は異なるという点にご留意くださいね。

素材は変わりますが、フラックスＫに似たテロンとした風合いが出せるシルク糸「Julien（ジュリアン）」が一番のオススメ。

糸の長さはフラックスK1玉の2.8倍もあるのに対して、1玉の重さは1.6倍だけです。

フラックスＫもウエアにしたときに”重たい”という印象はほとんどありませんが、Julienはそれより軽い仕上がりに。

カラバリが淡いくすみ系カラーなので、軽やかなデザインの春夏ウエアとの相性も抜群です♪

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編みやすさに定評のある毛糸ピエロさんの「絹100%中細」もフラックスＫの代用糸になります！

コーン巻きなので、糸替え少なめでウエアが編めちゃうのも嬉しいポイント。

ネイビーやブラックなど、大人っぽい濃いめカラーがあるのも、嬉しいですね♪

フラックスKよりも光沢のある糸なので、イメージより大人っぽい仕上がりになります。

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やさしい風合いのウエアを編みたいなら、リッチモアの「コットンレネット」がおすすめ。

比率は異なりますが、フラックスKと同じ、綿（コットン）とレーヨンで作られています。

レーヨンの比率が3割程度大きいので、コットンレネットのほうがテロンとした質感です。

適度なコシもあるので伸びにくくてシワにもなりにくい、サマーウエアを編むのにピッタリな糸です。

ただし、廃盤糸なので、ネットで買えるのは楽天ショップ1件だけでした。
店頭にももう並んでいないと思うので、気になる人はお早めに…！