2017年頃にアフリカンフラワーモチーフが流行っていたとき、mana fkの中では「おざぶブーム」が巻き起こっていました(笑)編み図を見ながらいろいろなパターンのおざぶを編んでいたのですが、春先に最後のおざぶとして、トレンドを取り入れてアフリカンフラワーをつないだおざぶを作りたいなーと思って仕上げた作品を載せておきます!
↓おざぶブームで編んだ作品のうちの一つです
アフリカンフラワーってなに?
アフリカンフラワーとは、4,5段で構成される六角系のお花モチーフです。はじめに花びら6枚の小花を編み、糸色を変えたら2段かけて大きめの花びらを編みます。もう一度色を変えて縁編みを1,2段すれば、完成。
- 作り目~1段目:小花
- 2~3段目:大きめの花びら
- 4段目:花びらの周りの縁編み
- 5段目:長編みで六角の縁編み
三段目まで編むとこんな感じ
途中経過の写真もちゃんと撮ってありました(笑)
小花を編んで、大きな花びらになる3段目まで編んだところなのですが、完成とちょっと見た目が違いますよね。4段目の縁編みをすると、格段にアフリカンフラワーらしくなります。でもやっぱり長編みの縁編みが無いと締まらない。そんな不思議なモチーフでもあります。
六角形なので立体造形もできる!
なんと、アフリカンフラワーのモチーフつなぎでフクロウやカバなどのあみぐるみが作れちゃうんです! 編み図は海外サイトの「ravelry(ラベリー)」で販売されています。
立体構成が得意な方や、やる気のある方からは目コピしたという報告もチラホラ。たしかにフクロウならなんとかなりそうな気もするような?カバは私には難しいと思います…。流行っただけあって、解説やレポしているサイトも多いので、調べてみてもいいかもしれませんね。
カラフル配色とモチーフ量産のポイント
モチーフ編みを量産するときの方法って、ひとそれぞれだし、モチーフによってもやりやすいやり方があったりしますよね。アフリカンフラワーは色変えが多いので、それに合わせて工程を区切るのがおすすめです。
カラフルモチーフの配色
編む枚数にもよりますが、今回のおざぶでは同じ配色のアフリカンフラワーは1つもありません。6色の毛糸を用意したので、36通りのパターンができたのかな?1つのモチーフの中で同じ色を使うこともなかったので、本当にカラフル。色味も特に選んだわけではないので派手色から優しい色まで多様でしたが、不思議と馴染みました。
↓シンプルなモチーフを繋いだ作品はこちら
お花とグラニースクエアのモチーフ編みでソファカバー♪配色組み合わせも
半目巻きかがりがキレイな仕上がりに
モチーフつなぎの方法は、いろいろありますよね。かぎ針でやるもの、とじ針を使うもので大きく2つに分けられますが、そこからさらに目の拾い方などが違って幾種類も。
アフリカンフラワーの場合はあまりボコボコにならないほうがきれいなので、とじ針を使って裏面から縁編みの半目だけを巻きかがりにするのがベストです。
- 2枚のモチーフを表同士がくっつくように合わせる
- 繋ぎたい辺を揃える
- 縁編みの目を半目ずつ、下から拾う
3.をひたすら繰り返せば表に響かないモチーフのつなぎ方(半目巻きかがり)ができます。つなぎ終わりは糸を引ききらず、弛んだ糸の輪の中に針をくぐらせると解れません。
オリジナルデザインのおざぶをヘビロテ中
アフリカンフラワーをブランケットなどのように平らにつなぐと端が凹凸になってしまうのですが、こちらのおざぶでは半分に折ることで正方形にしました。中身のないクッションみたいな形ですね。裏表を気にせず使えるし、厚みがあるので暖かくて気に入っています。
ただし、角の2箇所は半分のアフリカンフラワーを使っています。「アフリカンフラワー 半分」で検索すると、お手本とフリーの編み図が出てくるので参考に。
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