かぎ針初心者OK!麻ひも編みの魅力やおすすめの糸・作品を紹介

「麻ひも編み」とは、植物由来の麻でできた紐をかぎ針で編む、編み物の一種です。

麻ひもは丈夫で通気性が良いのが特徴で、バッグや小物、インテリア雑貨など、様々なものを作ることができます。

麻ひも編みは基本の編み方だけでも素敵な作品に仕上げられるので、初心者でも簡単に挑戦できますよ!

ただし、麻ひもはもともと荷造りやラッピングに使われることの多い紐なので、かぎ針で編むのに適していない製品もあります。

これから麻ひも編みに挑戦したい人や、一度挑戦したけど挫折してしまった…という人に向けて、麻ひも選びのコツやおすすめの作品などを紹介していきます!

麻ひも編みの魅力は4つ!

麻ひも編みが気になっている人の中には、コットンやリネンなどの他素材とどちらを選ぶか迷っている人もいるのではないでしょうか。

そこでまずは、麻ひも編みの魅力4つをピックアップしてみました。

個人的な推しポイントなので、人それぞれ他にも魅力は挙がると思います♪

初心者でも簡単に挑戦できる

麻ひも編みは、基本的な編み方さえ覚えれば、誰でも簡単に始めることができます。

どちらかが編めればOK!
  • 細編み
  • 長編み

自立するカゴやバッグを編みたいときは細編み、使っていて馴染むような柔らかめの風合いにしたいときは長編みを選ぶと良いですよ。

編み図も初心者向けから中級者向けまで様々なバリエーションが公開されているので、好みに合わせて選ぶことが可能です。

様々な作品が編める

麻ひもは丈夫で扱いやすいので、バッグや小物、インテリア雑貨など、様々なものを作ることができます。

麻ひも編みにおすすめの作品
  • バッグ
  • カゴ
  • コースター
  • マット
  • キーホルダー

詳しくは記事の後半でも紹介するので、編む物に悩んでいる人はチェックしてみてください!

編み物素材の中では固い部類なので、着るものには向きません。

帽子は麻ひもの質を選びます。

エコ・サステナブルな素材

麻ひもは天然素材100%で作られている糸なので、環境に配慮しながら手芸を楽しむことができます。

小物編みに人気のアクリルやポリエステル製の毛糸は合成繊維を使用しているため、エコやサステナブルな素材に魅力を感じる人は麻ひものほうがおすすめです。

Tシャツヤーンもおすすめ!

麻ひもと同じくサステナブルな素材として人気がある春夏糸の1つ、Tシャツヤーンは伸縮性のある糸です。

風合いが全く異なるため、興味がある人は編み比べてみるのも楽しいですよ。

リラックス・ストレス解消の効果

 麻ひも編みに限らず、編み物は集中力してコツコツと取り組む手芸なので、心や頭をリラックスさせる効果を持っています。

また、手先を動かすことで、ストレス解消や細かい作業のリハビリになるという人も。

編み物は地道な作業ですが、続けた分だけ作品が大きく仕上がっていくという達成感も醍醐味の1つですよ。

麻ひも選びのポイント

麻ひもは手芸用に特化した製品から、荷造り・ラッピング用に作られている糸まで様々です。

基本的にはどんな麻ひもでもかぎ針で編むことはできますが、編みやすさは選ぶ糸によって大きく異なります。

そこで、麻ひも選びの時に気をつけて欲しい3つのポイントをご紹介していきます。

太さ

麻ひも編みに使う麻ひもは、太さが2mm~3mm程度のものを選ぶと編みやすいです。

太すぎると編みにくく、細すぎると編み地が緩んでしまいます。

糸の太さにムラがある場合は、最も太い位置にかぎ針の号数を合わせて編むのが基本です。

素材

麻ひも編みに使う麻ひもは、黄麻100%のものを選ぶと丈夫で長持ちします。

同じ素材でも麻の質や処理の仕方によって風合いは大きく異なります。

特に、匂いと毛羽は編み心地や作品の使い心地を左右するので、用途に合わせて選びましょう。

麻ひも編みに使う麻ひもは、自分の好きな色を選んでみるのもおすすめです。

メーカーによってはナチュラルな色のものからカラフルなものまで、様々な色が揃っていますよ。

編みやすいおすすめの麻ひも

麻ひも編みは初心者でも簡単に始めることができますが、編みやすい麻ひもを選ぶことが大切です。

麻ひも編みにおすすめの編みやすい麻ひもをいくつかご紹介します。

コクヨ(KOKUYO) 麻ひも

価格(税込)・事務用:363円~
・ホビーきなり:651円~
・ホビー白:847円~
糸長【事務用】
100m / 200m / 520m
【ホビー用】
160m / 480m
素材黄麻100%
使用針かぎ針 7/0~9/0号
標準ゲージ記載なし
色数2色

コクヨの麻ひもは事務用とホビー用、2種類のラインナップがあります。

事務用は特に安価で、とにかくコストを抑えて麻ひも編みを始めたい人にピッタリです。

ただし、手芸メーカーの出す麻ひもと比べると毛羽はやや多めになっています。

※編んでいると少し手に付く、解くと宙に舞う程度

作品として仕上げてからも、しばらくは毛羽が服に付いたりするので濃い色の服が多い人には不向きです。

ある程度使い込めば、毛羽は出なくなりますよ。

事務用とホビー用の違いは、麻特有の匂いの濃淡です。

ホビー用のほうが匂いは薄く、毛羽はどちらも同程度です。

後正産業 毛糸ピエロ MIEL

価格(税込)528円
糸長110~120m
素材黄麻100%
使用針かぎ針 5/0~7/0号
標準ゲージ長編み 20目8段
色数14色

やや細めの麻ひもを編みたい人は後正産業の楽天ショップ”毛糸ピエロ”で販売している『MIEL(ミエル)』がおすすめ。

カラバリが多く、組み合わせ次第でいろいろな雰囲気の作品が編めるのも特徴です。

毛羽は若干あり、コクヨの麻ひもと同程度です。

使っているうちに気にならなくなりますが、糸色と服の色によってはしばらく目立ってしまうかもしれません。

また、麻に色づけをしている特色上、水濡れで色落ちする可能性があります。

こちらもしばらく使っているうちに目立たなくなるので、使い始めは着る服に気をつけるのが良いでしょう。

横田 DARUMA 麻ひも

価格(税込)・無着色:748円
・有着色:1,188円
糸長100m
素材黄麻100%
使用針かぎ針 8/0~9/0号
標準ゲージ長編み 11目5段
色数14色

ややお値段は高めですが、麻ひもの中ではダントツで柔らかく編みやすいのが横田のDARUMAから販売されている麻ひもです。

毛羽も出にくく、編んでいるときも作品を使っているときもストレス少なめに楽しめます。

自分用はもちろん、プレゼントや販売用など、品質にこだわりたい人にもおすすめの麻ひもです。

14色とカラバリも豊富で、色落ちもほとんど目立ちません。

※ビショビショに濡らしたり、強い摩擦は厳禁です

無着色は少しだけ値段が手頃なので、編みやすい麻ひもを試してみたい!という人はまず生成り色を試してみてはいかがでしょうか。

麻ひも編みにおすすめの作品

麻ひもはナチュラルな質感が特徴的な糸なので、バッグや小物、インテリア雑貨を編むのに適しています。

どんなものを編もうかな?と迷っている人はこちらの項目を参考にしてみてください。

バッグ

麻ひもは丈夫で通気性が良いので、バッグに最適です。

トートバッグやショルダーバッグ、リュックなど、様々なバッグを作ることができます。

デザインや大きさも好みで自由自在です。

コクヨ麻ひもで編みました!

インテリア雑貨

麻ひもはナチュラルな風合いなので、インテリア雑貨にもおすすめです。

コースターやラグ、花瓶のベースなど、様々なインテリア雑貨を作ることができます。

小物を入れるカゴや、植物の鉢カバーも最近人気です。

ナチュラル系の雑貨が好きな人はぜひ、手編みで作ってみましょう!

小物

麻ひもは扱いやすいので、小物作りにも最適です。

ルームシューズやキーホルダーなど、様々な小物を作ることができます。

肌触りの良い麻ひもを選べば、夏向けの帽子も編めますよ。

麻ひも編みに必要な道具

麻ひも編みに必要な材料・道具は最低限4つです。

それぞれの使い道や選び方を簡単にまとめてみました。

麻ひも

麻ひもは麻から作られたひもで、丈夫で通気性が良いのが特徴です。

麻ひも編みに使う麻ひもは、太さや色が様々なので、自分の作品に合わせて選ぶことができます。

かぎ針

かぎ針は、麻ひもを編むための道具です。

かぎ針のサイズは、編みたい作品の大きさに合わせて選ぶ必要があります。

編み図

編み図は、麻ひも編みの作り方を示す図です。

編み図を見ながら編むことで、簡単に麻ひも編み作品を作ることができます。

はさみ

麻ひもを切るときには、はさみが必要です。

はさみは、麻ひもを切るのに適した大きさのものを用意しましょう。

私の愛用ハサミを紹介♪麻ひもも切れます

麻ひもで春夏も編み物を楽しもう!

麻ひも編みにおすすめの編みやすい麻ひもをいくつかご紹介しました。

麻ひも編みは、初心者でも簡単に始めることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

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